ほんといろいろ。

小説の感想とその他いろいろ(音楽、映画、壁紙...)愚考録

一瞬間の気まぐれ。

冬生まれのくせに冬は苦手である。出来ることなら雪の降らない南国へと引っ越したい。まったく岩手の冬は寒い。初雪に歓喜したあの純真さはどこへ行ったのだろう。先日ケストナーの『飛ぶ教室』を読んで、少しだけ冬の、というかクリスマスのワクワク感というものが蘇ったが、仕事に追われため息とともにふぅっと消えた。終わらない現場はないと言うが、終わる気がしない現場というのはある。途方にくれる。しかしその仕事の帰り道に買ったホットミルクを飲んだ瞬間、冬もまあ悪くないかもな、なんて思う。勝手なものだ。そしてブログを書き始めるが、書いているうちにもうとっくに冬嫌いの自分に戻っていることに気づいた。さっさと帰ろう。今日の夕飯はカレーだ。