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ツイッターのアカウント移行。

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つい先日、ツイッターのアカウントを移行した。今まで使っていたアカウントは消去。新たに作ったアカウントでは、まだ誰もフォローしていない。まあ、少しずつ増えていくかもしれないけれども、今のところゼロだ。

必要のない情報が増えすぎて、それにあたふたされられてしまう自分に嫌気がさしてしまったのだ。まあ、見なければいいだけの話なのだけれどね。でもやっぱりついつい別に用もないのに見てしまって、そこでたまたまあるツイート(何かに対する批判的ツイート)を見て、急に、「あ、アカウント変えよう」と思ったのだった。

そのツイートも、特に強烈なものではなかったし、寧ろ共感できる内容のものだったのだけれど。なんだか僕の中で一気にひゅんとツイッターに対する熱量が下がった瞬間だった。

まだそれほどツイッターを使っている人がいなかった頃なんかは、ほんとただ単に仲間同士の情報網というか、「今ここで呑んでる」とか書き込めば、ぞろぞろと集まってきたりなんていう感じで。あとは、本当に好きなアーティストだけフォローして、いち早く情報を得るっていうくらいのものだった。

でもなんだか使う人が増えてきて、ツイッター自体もアップデートされて、よくわからないけれど、いらない情報がたくさん流れてくるようになって。勿論自分がフォローしちゃったっていうのもあるんだけれど。

どこまで本当で、何が嘘かなんて判断するのは難しいけれど、何にしてもあんまり他人の頭の中を見すぎるのも疲れるもので。自分の意見を発信するのは勿論悪いことではない。でも、あのスピード感とごちゃごちゃしたカオス感の中では簡単に埋もれてしまうし、またツイートのし易さも厄介だなと。

それに、これはちょっと偏った僕自身の見方なのだけれど、どちらかというとネガティブな言葉のほうがたくさん目につくようになってしまって。目につくというか、引っ張られてしまうというか。それも、「ああなんかだかなぁ」と、思うキッカケというか。

ネガティブ思考はとても大事なことだと思うけれども、この世知辛い世の中、もうちょっとポジティブな言葉が欲しい。

でも、ポジティブバカはいけないよ。

「何だかんだ言ったって、たとえこんなひどい時代だって、人生ってのはいくらでも素晴らしくなれるんだ。それをわざわざ台なしにしちまうことしか考えない人間がいるなんてねえ、ほんとに情けないよ。」 『最後の物たちの国で』ポールオースター 柴田元幸訳 白水Uブックス p84より

ツイッターで自分の意見や思いをつぶやくことを否定しているわけでは全くないし、結局僕にしても、アカウントを変えたというだけでツイッターをやめたわけではない。ただ、ちょっと整理しようかな、という感じなだけ。とりあえず今のところは、このブログを発信する用にだけ使っている。お邪魔したらごめんなさい。

皆はじゃんじゃんつぶやいてね。